マツダスタジアムのバックヤードツアーに行ってきました

マツダスタジアムツアー バックヤードコース

マツダスタジアムツアー バックヤードコース
 

カープのホームグランド、マツダスタジアムは、
2009年に完成したまだ新しい球場です。

アメリカの球場を参考にして作られ、
オープンな雰囲気で親子三代で楽しめるよう、
さまざまな工夫が施されています。

一度球場に行ってみるとわかりますが、
ドームのような圧迫感がありませんし、
球場を1周できるコンコースは解放感があります。

試合を観に行けばこのコンコースは歩けますし、
試合がない日でも見学できる日※があります。
※コンコース一般開放

マツダスタジアム コンコース見学
 

コンコースは開放日であれば予約なしで無料で見学できますよ。
私も何度も行っています。^^

ただ、それだけじゃなくもっとディープな場所、
ブルペンやロッカールーム、食堂やベンチが見たい!
そう思いませんか?私だけですかね?(笑)

ファン心理なのかもしれませんが、
もっと見たいという気持ちが抑えきれず、
試合翌日にバックヤードツアーに行ってきました。

2017年のマツダスタジアムの見学ツアーは、
スタンダードコース、屋内練習場コース、
バックヤードコース、試合日コースと4つあります。

まずは4つのコース内容を簡単にまとめ、
その後、私が見学したバックヤードコースの様子を、
場所ごとに写真※を交えながら紹介したいと思います。
※撮影不可以外

2017年マツダスタジアム見学ツアー

マツダスタジアムツアー コース
※この日は試合日ではないため、試合日コースはありませんでした。
 

2017年のマツダスタジアムの見学ツアーは以下の4つがあります。
 

★スタンダードコース

  • 大人(高校生以上)1,000 円
  • こども(小・中学生)500 円

ブルペン、ロッカールーム、記者席、ラグジュアリーフロア、
スポーツバー、砂かぶり席などを約60分かけて見学するコース。

外野にある寝ソベリアを見学する時は、
実際にどんなものかを座って体験することができます。
※雨の時はできません
 

★屋内練習場コース

  • 大人(高校生以上)1,500 円
  • こども(小・中学生)1,000 円

屋内練習場内施設、ブルペン、ロッカールーム(3塁側)等を、
約80分かけて見学するツアーです。
屋内練習場内グラウンドでは芝生部分にも入れます。
 

★バックヤードコース

  • 大人(高校生以上)1,500 円 
  • こども(小・中学生)1,000 円

選手エリア1塁側(カープ側)のベンチ、
ウォームアップ室、食堂、記者会見室、
レセプションルーム、バックスクリーン下等を。
約約80分かけて見学するツアーです。

新入団選手が入ったり、契約更改後などの際に
実際に使われている記者会見室で記念撮影ができます。
またグラウンド(土部分)に入ることができます。
※グラウンド歩行は雨天時は中止。
 

★試合日コース

  • 大人(高校生以上)1,000 円 
  • こども(小・中学生)500 円

ブルペン3塁側(相手側)の砂かぶり席、
ロッカールーム等を約80分かけて見学するツアーです。
 

【注意事項】

  • ※金額は税込み
  • ※修学旅行、社会見学は公式ページを見て下さい。
  • ※一部撮影禁止の場所があります。
  • ※その他球場利用状況により、コース内容が変更となる場合あり。
  • ※ツアー中の移動は、階段を使用するため、
     車いす利用の場合や階段での移動が難しい場合は、
     必ず事前連絡が必要になります。

マツダスタジアムバックヤードツアーの詳細と感想(写真あり)

私がバックヤードツアーに行ったのは2017年5月19日。
前日の横浜DeNA戦を観戦し勝利の美酒をいただいた次の日、
朝10:30からのツアーに参加してきました。

この日は満員御礼。
A班とB班に分かれて見学するくらい
たくさんの人(多分40人くらい?)が参加していました。

まーそれにしてもここでも老若男女、
グループ、親子、カップル、夫婦、おひとり様と、
これまたてんでバラバラの御一行様♪

しかも、ほとんどの人が真っ赤なユニフォームを着て、
始まる前からテンション高めでワイワイそわそわ。

おいおい、今日は試合はないですぜ!
と言う私もしっかり誠也のユニフォーム姿で参加(笑)
ま、当たり前ですね!

そうそう、見学ツアーは事前に予約が必要です。
当日でも上限に達していなければ大丈夫のようですが、
できれば事前に予約したほうがいいですね。
※空きがあるかどうかは公式ページで確認できます。

料金は当日窓口で支払いますよ。

マツダスタジアム バックヤードツアー予約
 

手続きが終わったら正面に集合します。

有料参加者だけにプレゼントされる
ツアー専用のオリジナルパスケースをもらい、
案内してくれるお姉さんの後について、
いよいよ普通では入れない区域に…。

写真OKなところは撮りまくりましたので、
これからできる限り掲載していきます。

いやいや、自分の目で見たいからって人は、
楽しみがなくなるかもしれませんのでスルーしてくださいね。
 


★ついにマツダスタジアムの内部へ!

マツダスタジアム バックヤードツアー 入口
 

まずいつも選手たちが通っているであろう通路へ。
入って左に行けば3塁側、右が1塁側(カープ側)です。
ツアーはもちろん右側に進みます。

廊下を挟んで右側に記者会見室や食堂などの部屋があり、
左側がグラウンドにつながる通路等があります。

キャー!ここを誠也が通るのね!
と少々ミーハーな気分になりながら、
何となく壁を触ってみる…。(笑)

左側の壁には、故津田恒美投手の記念のプレートがあり、
選手は敬意を払いつつ、勇気をもらうために、
そのプレートに手を当てて試合に臨まれるそうです。

広島カープ 津田恒美記念プレート
 

このプレートは私たちも触ることができます。
私もしっかり触っておきました。
とても神妙な気持ちになりました。。。

また今年新たに設置されたのが、
引退した黒田さんと新井さんの記念プレート。

黒田投手が公式戦で最終登板した日のピッチャープレート、
新井さんは2,000本安打を打った時のバットも一緒に飾られていいます。

マツダスタジアム バックヤードツアー 黒田選手と新井選手の記念品

黒田さんのピッチャープレートと言えば、
確か本通り(広島の商店街)に飾られる予定だったはず…。
お姉さんに聞いてみると、それはクライマックスの日のものだそう。

なるほどー!
本通りに設置されたら、また見にいかなくちゃです。
こないだ行った時はまだだったからな。
 


★ブルペン(撮影OK)

セットアッパーやクローザーが肩を作る場所です。
(ピッチャーのことです)

あーここでザキやジャクソンが準備してるのねー!
日本シリーズの時も出番直前までここにいて、
きっとドキドキしてたんじゃないかしらんと思ったら、
なんだかその時の気持ちがよみがえってしまった私。

あの時私も一緒に闘ってたのよ!
と一人興奮する気持ちを抑えきらないのでした。

ツアーのためでしょうが、堂林選手、菊池選手らのバットや、
ヘルメットが置かれていて触ることができましたので、
一生懸命撮影してきましたよん。

マツダスタジアム ブルペン

 


★外野の外通路(撮影禁止)

そのまま廊下を進み選手たちが球場入りする場所へ。
以前は撮影できたみたいだが、今は撮影禁止エリア。

球団関係者の人しか入れない入口があったり、
選手やスタッフの自転車がズラリと並んでいたり、
何気ない場所ではありますが、ドキドキが止まりません。

だって、そこにエルドレッド選手のママチャリがあったり、
カープ仕様の社用車があったりするんですから♪

写真を撮りたかったけど、そこはぐっと我慢。
グリップをなでなでしておきました。(笑)
んーまさにバックヤード!

駐車場にあったカープ球団の社用車は
広島に本社があるマツダ車アテンザで色はソウルレッド。

ガソリンを入れるところにも
カープ坊やが入ってる世界に1台しかない車とのこと。
街中で走ってたら目立つだろうなぁ。の、乗ってみたい…。
 


★バックスクリーン下(撮影禁止)

そしていつもおいしくいただくビールや、
ジュースの保管庫、災害があった時のための備蓄倉庫、
グラウンドに使う土置き場などの前を通り、
バックスクリーン下に向かいます。

ここも撮影は禁止。
なんでかよくわからないがダメなんだそう。

ちょうどこの日はスプリンクラーで散水中!
天気も良かったので芝も気持ちよさそうでした。

芝には春夏用と秋冬用があるらしく、
管理スタッフがこだわりで、
ゴルフ場並みにきれいに刈られています。

ライト側の芝が一部「V」になってるって
お姉さんが言っていたので、
今度行ったときにチェックしてみようと思います。

またマツダスタジアムの外野フェンスは、
選手たちの要望で柔らかいラバー仕様になっていて、
ケガの防止にも一役かっているようです。
 


★記者会見室(撮影OK)

カープの入団発表などでおなじみの記者会見室では、
選手になった気分で記念撮影ができます。

Hの旗の前で帽子をかぶってガッツポーズしたり、
契約更改時の記者会見などが行われる場所ですね。
私も選手になった気分でパチリ♪マツダスタジアム 記者会見室

これ、やってみたかったんだよなー。

前で全員が写真を撮るのは時間がかかるので、
その間に。。。ということでしょうか、
菊池選手、マエケンの手袋やノムスケ(野村)の
シューズ等が置いてあり、触ったり写真を撮ることができます。

なんで誠也のグッズがないのよー!と思いつつ、
菊池選手の手袋をはめてみました。(笑)

そんなに大きくない感じでしたねー。
私の手がでかいからかもしれません。
 


★ダッグアウト(撮影OK)

私が一番見たかったのがダッグアウト。
監督、選手たちが試合中にいる場所ですねー。

一緒に回ってた人たちのテンションも一気にアップ。
選手目線でグラウンドを見ることができる場所です。

私の相方も
「緒方監督はここにおるんじゃ、
 ここで写真撮ってくれー」とリクエスト(笑)

私も負けずと誠也の座ってるあたりでパチリ♪
ダッグアウトは意外と広いなーと感じましたが、
マツダスタジアムになってから選手の希望で広くなったようです。

カープ ダッグアウト
 
また、上の写真で白く囲んだ部分(テーブル)が、
波型になっているのがわかりますか?

これは、選手が命の次に大事であろうバッドを置けるようにと、
設計者の方が考えて作られた世界でもここにしかないものだそうです。
※2009年当初。
今はどこかが真似して作ってるかもしれませんね。^^

そして少しグラウンドにも出てみます。
芝生を踏まなければいいとのことなので、
遠慮なく土の上に出て感触を確かめてみる。

おお、これがマツダスタジアムの土かぁと、
何から何までワクワクしますねー。
みんな子供に戻ったような顔で楽しそうでした♪

その後、一度は座ってみたい憧れの砂被り席へ。
ここからだと野球を楽しむのはもちろんだけど、
ちょっとのぞき込めば、選手が見えるぅーー!

マツダスタジアム 砂かぶり席
 

てか声も聞こえそうじゃない!ってくらい近い!
どーせお高いんざましょ?って声が聞こえてきそうですが、
その前にもう年間指定席の方々によってSOLDOUT。

いつかはクラウン…。の世界。
ちなみに8,000円でございます。あぅ…。
 


 
★ロッカールーム(撮影OK)
 
マツダスタジアム 2軍ロッカールーム

選手たちが使うロッカールームも見学しました。
ただし、見学できるのは2軍選手たちが使う方のロッカールーム。
1軍選手たちのロッカールームではありません。

2軍用のロッカールームとは言え、
一人に割り当てられたスペースは広く、
快適そうな雰囲気ではありました。

んが、1軍の方はもっと高級感があるそう。
ロッカーは木目調、ソファはカッシーナだそうです。
えらい差ですねぇ。

で、1軍から2軍に落ちた場合、
速攻で荷物がこちらへ移動させらるんだそう。
厳しいプロの世界を垣間見ました。
 


★食堂(撮影禁止)

ここも興味ある場所のひとつでしたねぇ。
どんなメニューがあるのー?
いつも誠也は何を食べてるの?みたいな。

撮影できなかったのですが、
選手たちがいつも飲んでるプロテインとか、
背番号が書かれた専用のシャカシャカする容器とか、
手書きのメニューにいたずら書きがしてあったり♪

イタズラ書きするのは大体菊池選手が多いみたい。
なんかわかるなーって感じ。
あぁ食堂のオバチャンになりたいー。
 


★レセプションルーム(撮影禁止)

ここはかなりディープな場所。
と言うのも選手が契約更新の時に呼ばれたり、
なんだかんだ交渉事が行われる場所だから。

ここも撮影不可でしたけど、
入って左側が球団側、右側のソファが選手たちが座るとのこと。

交渉がまとまったら、隣にある記者会見ルームに移動し、
記者会見をして「まとまりました」報告をすると言うので、
私も神妙な気持ちになって説明に聞き入りました。

そして、昨年のクライマックスシリーズ前に、
選手たちが見たというビデオ※を鑑賞。

※黒田さんと新井さんが中心となって、
 2016年の軌跡を約7分間のビデオにしたもの。
 

まだ寒い時期の苦しいキャンプの様子や、
それぞれのいいプレーをギュギュっとまとめた7分間。
一丸となって「勝利」するためのイメージビデオでした。

その中にはカープがセリーグ制覇した時の
広島市内の様子やファンが涙を流して喜んでいる様子もあり、
改めて私たちの応援が選手たちの力になってると感じたのでした。

もうね、鳥肌モノですよ。
あれを見るだけでも価値があるというか…。

その分、日本一を逃した悔しさは、
私たち以上に選手は感じているはず。

もっともっと応援したい!
そして昨年果たせなかった「日本一」になるぞ!
そう心に決めた私なのでした。
 

ビデオ再生が終わった瞬間、
今までキャーキャー言ってた老若男女が、
揃いも揃って涙目に…。お互いその姿を見て泣き笑い。

そういう私もかなり涙目(笑)

「ツアーはこれで終了となります。」
というガイドのお姉さんも泣きそう…(笑)

どんだけカープが好きなん!?て感じです。
いやーよかったですね。このツアー。
今度は別のツアーにも行ってみようと思います。

時間がなくてササッと帰ってしまいましたが、
最後にお姉さんと写真撮ればよかったー。
と思う私なのでした。

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